先日、東京都世田谷区立千歳台小学校の皆さんが当蔵元にお越しくださいました。
栄養教論の吉村先生の提案で、先生や調理士の皆さんと一緒に味噌の勉強がしたい
と休日を利用し完全プライベートでの工場見学です。
まずは、私たちの味噌のこだわり、大豆研磨・精米施設に案内。
ここは、私達の味噌作りにおいてとても重要な施設です。
自社農場で栽培収穫した原料は100%ここで製造直前に下処理を行います。
なぜ、直前精米なのか?皮を削るとどうなるのか?原料の水分値は?等
専門的なお話に皆さん真剣に耳を傾けてくださいました。
次は、工場内に入り糀室(こうじむろ)のご案内。
ここは、その名のごとく糀を作る部屋です。
ここでは私達がなぜ自動製糀でなく、あえて昔ながらの糀室・手揉み糀なのか。
そして、糀菌とは一体何なのか?そしてどんな生き物なのか?を説明させていただきました。
チーフさん目が真剣!
次は発酵室をご案内。
ここは、仕込まれた味噌を発酵させるための専用の部屋。
発酵の期間や温度、みその種類などたくさんの質問をいただきました。
そして、今回は特別に食べ比べも実施。
私達が作って作っている味噌数点を並べて、テイスティングです。
手前から、仙台味噌・糀味噌・15割糀味噌・白甘みそ。
どのような違いがあり違いがあり、どんな料理にマッチするのか食べながら
ディスカッションです!
このときは、味噌と色味の関係性を説明。
吉村先生の目が真剣です。
この時点で先生の配布資料にはメモがびっちり書かれていました。
普段からとても食に対する情熱が凄まじい先生。
こちらも、そんな先生の姿に刺激され説明に力が入ります。
こちらも大分説明に熱が入り、予定時間を大幅に越して次は大豆の農場に移動です。
大豆農場に到着。
ブログやSNSを見てくださっている方はお分かりと思いますが、
大分成長して立派に育ってくれています!!
畑の説明が終わった後に、給食に対する熱い想いを語る吉村先生。
食材の知識・生産者とのつながり・学校給食が子供たちにどんなことをして
あげれられるのか・・・など話は尽きません。
この後、石巻に皆さんをお連れし最後は仙台でお別れ。
こんな熱い先生の給食を食べられてる生徒さん方は幸せだなと感じました。
ありがとうございます。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
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