早いものであれから1年。
今年もあっという間に農業の時期がやってきました。
年々1年が早く感じる今日この頃。
今年も、大豆の栽培をしましたのでブログにUPしたいと思います(^^
毎年恒例のフォードトラクター。
今年の畑は地元の皆様のご協力のお陰様で18町歩(約54,000坪)と過去最大面積の栽培となります。
天候の関係で、通常なら畑を慣らしてから種まきが開始されますが、ほぼ同時スタート(^^;
そして、週間天気予報を見る限り、ノンストップで植えられれば雨まで間に合う。
間に合わなければ・・・梅雨入り=遅れる=大豆成長に関わる。
ということで、ヒヤヒヤしながらの非常にタイトなスケジュールでした。
なので、豆植え隊とは別に、地元の農家さんに協力いただき土慣らしに大型トラクター2台出動!
慣らし終えると、ガチガチに固まっていた土もこの通り♪
サラサラとした土質で大豆栽培にはもってこいです。
土を耕したあとには、待っていましたと言わんばかりに鳥たちが餌を求めやって来ます(^^
豆植えは、毎年恒例農協の年期の入った小型トラクターで。
まだまだ現役です。。。が!豆植え作業も中盤に差し掛かったある日・・・
シフトレバーが折れ、ギアチェンジができなく・・・。
急遽、修理屋さんを呼んで畑の中で溶接をすることとなりました(^^;
約1時間半ちょっと痛いタイムロスでした・・・。
限られた農地、そして地元の皆さんに協力していただいた農地です。
少しでも土地を無駄にすることなく、良い大豆を育てるため、トラクターで植えた跡を1列1列・・・徒歩で確認です。
豆植えに不具合が起きていないか、また種がむき出しになっている所があれば鍬で土を被せてあげます。地味な作業ですがとても大切な作業。こんな地味な作業どこの畑見ても誰もやっていませんが・・・社長のポリシーに基づき行っています。
写真には写っていませんが、社長も私も鍬持ってひたすら永遠歩いていました(笑
豆植え中天気が良く助かりましたが、いかんせん暑い。非常に暑い日が続きました。
お陰で様で顔も手も真っ黒。
大豆は連作すると障害が起きます。なので、翌年は米または麦などを植えます。
こちらは麦を収穫した後の畑。残った麦わらが土に混ざり、非常に栄養が豊富な土壌になっているのですが、豆を落とす出口にたまに藁が挟まり豆が落なくなることも・・・。
そんな場合は、こうしてトラクターの後部に乗り確認です。
ちゃんと確認用の椅子もこの機械には標準装備されているのです♪
ちなみにこれが麦後の土。本当栄養が豊富。大豆の発育が非常に良くなります。
しかも、毎年栽培させていただいている加美町鳴瀬地区宿の土壌は大豆栽培には最高の土質。
何とか、そんな豆植えもスケジュール通り4日で終わる目処がつき、会社の裏の最後の畑は豆植の練習に。
ただトラクター運転するのと違い色々気を使います(^^;
今年も頑張った入社5年目、最年少の伊藤くんです。
彼は農業高校出身、その後板前と面白い経歴の持ち主。
普段は醤油担当ですが、農作業でも即戦力です。
畑ごとに植える前に豆の重量を計り計算・記録するのですが・・・本人曰くこれは自分の仕事です!だそうです(^^何やらこだわりと自信があるよう。
自信を持ってやれることがあるって良い事ですね。
この真剣な眼差し。頼もしい限りです。
そして、欠かせないもう一人の仲間です。
確か私が小学生の頃購入したこの三菱キャンターは、昔配達用とし活躍していましたが、現在は農業用とし現役でバリバリ頑張ってくれています。
機械も、道具一つにしても無くてはならないものばかりで、活躍に感謝、感謝です。
そして約4日をかけ、お陰様で今年も無事に豆植えが終了。
私達の豆植えを待ってくれていたかのうように、翌日からありがたき恵の雨。
今年は自然に愛されているなと実感した日でした。
初冬の刈り取りまで、気象が穏やかなことを祈り、植えた豆達の生命力を信じ、丁寧に管理していきたいと思います。
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